住宅のこと 2010年10月31日
長期優良住宅の4つ目のメリットとして「住宅エコポイント」を挙げます。
【住宅エコポイントが得られる】
家電のエコポイントはおなじみであるが、その住宅版です。
http://jutaku.eco-points.jp/
対象は、「長期優良住宅」もしくは「省エネ等級4を満たす外壁窓等を有する住宅」。
2010年中の着工が対象であったが、1年間の制度延長が決まり、
2009年12月8日~2011年12月31日までに着工した住宅が対象となりました。
発行されるエコポイントは、30万エコポイント。
注意点もあります。
前回説明したメリット3「木のいえ整備促進事業」の補助金との同時併用は出来ません。
木のいえ整備促進事業の対象となる工務店で工事を行う場合は、そちらの方が
補助金額が上であるから、エコポイントは申請しないほうが得になります。
例えば、工事予定の施工会社が年54戸以上を住宅供給する大きな会社であるとか、
その他面積などの基準に合わないなどの場合にのみ、住宅エコポイントを申請すれば良いです。
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長期優良住宅
住宅のこと 2010年10月30日
長期優良住宅の3つ目のメリットとして「木のいえ整備促進事業」を挙げます。
【木のいえ整備促進事業による補助金の対象となる】
これは木材を使った住宅建設に対して補助金を出すというもの。
木材の自給率を上げる施策です。
http://www.cyj-shien22.jp/
補助金には2タイプがあり、「一般型」と「地域資源活用型」があります。
「一般型」は中小住宅施工会社(住宅供給戸数が年54戸以下の会社)施工による
長期優良住宅です。
補助対象は、長期優良住宅にするためのコストアップ額の1/2で上限100万円。
「地域資源活用型」は、「一般型」に加えて、都道府県などの産地認証を得た木材を、
柱・梁・桁・土台に使用している長期優良住宅が対象。
補助対象は、上限120万円である。
私の設計する住宅では、今後埼玉県による県産材の認証を受けた木材を使用していく予定。
よって「地域資源活用型」が適用になり、上限120万円の補助金対象になります。
ただ注意点もあります。
この制度は年度ごとに行われる補助金で、平成22年度の制度は、
2011年1月31日までの受付分までが対象となります。
またエコカー減税と同様に、予算額があるため、予算いっぱいになった時点で、
受付期限前でも申し込みを締切る可能性があります。
これらの情報は、ホームページを随時チェックしておく必要があります。
また平成23年度のこの制度については、別途発表待ちになっています。
制度そのものが継続するのか(好評のため継続する可能性が高いそうだ)、
継続した場合、補助金額に変更があるのか、受付期間がどうなるのか。
これらの情報は、年度初めに発表されるものと思われます。
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長期優良住宅
住宅のこと 2010年10月29日
今回はメリット2「住宅ローン減税が適用される」を見ていきます。
【住宅ローン減税が適用される】
ローンを利用して住宅を取得した人を対象に、一定の条件下で、
住宅ローン総額に控除率をかけた額が、各年分の所得税額から10年間控除されます。
一般住宅では控除率1.0%、長期優良住宅では控除率が一部1.2%です。
長期優良住宅であれば、年間最大60万円、10年間で、合計600万円の控除である。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/063.htm
対象は、2013年中までに新居に入居した方。
長期優良住宅の控除率が2012年1月より段階的に縮小されるため、
2011年中までの入居が最もメリットが多いと言えそうです。
ただ所得税の控除であるため、ある一定以上の所得税を
すでに支払っている世帯のほうが、大きなメリットを受けることが出来ます。
シミュレーションによると、年収650万円以下までは、
一般住宅と長期優良住宅では控除額は変わらない。
年収700万円で、10年間で約40万円の控除額増額。
年収1000万円で、10年間で約50万円の控除額増額です。
その他、ローン額や家族構成などにより、長期優良住宅でのメリットの額は
変化するため、詳しくはシミュレーターによって算出してみると良いです。
http://www.ncn-se.co.jp/chouki/courtesy/preferential_2010/simulation.html
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長期優良住宅
住宅のこと 2010年10月28日
昨年より始まった「長期優良住宅」制度。
簡単に言うと、
「長期的な視点で住宅を作ることで省エネ・環境配慮しましょう。」
「国の定める基準を満たす長期優良住宅には、メリットを設けます。」
ということです。
http://www.sumai-info.jp/chouki/index.html
「長期優良住宅」という言葉は大変に認知されていますが、
実際にどのようにしたら長期優良住宅になるのか、またそのメリットなどが気になるところ。
今回は、長期優良住宅のメリットをまとめていきたい。
長期優良住宅のメリットは、大きく4つにまとめられます。
1. フラット35Sが使える。
2. 住宅ローン減税が適用される。
3. 木のいえ整備促進事業による補助金の対象となる。
4. 住宅エコポイントが得られる。
以下で各メリットを解説していきます。
(内容は2010年10月28日現在)
【フラット35Sが使える】
フラット35は、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が提供している住宅ローン。
35年の固定金利で、保証金や繰上返済手数料が無料など、メリットも多いです。
その中でも「フラット35S」は、一定の基準を満たした優良住宅に対して、
金利を下げたローンです。
長期優良住宅にすることで、フラット35Sの基準を満たすために、
ローン金利を下げることが出来ます。
フラット35Sにも2タイプがあります。
「フラット35S」と「フラット35S(20年金利引き下げタイプ)」です。
フラット35Sは、最初の10年間で、金利がフラット35の金利よりも年1.0%下がります。
(下記モデルケース)
借入額3,000万円、借入期間35年、元利均等返済、ボーナス返済なし、融資金利2.31%※の場合
※平成22年9月において返済期間が21年以上35年以下の場合で取扱金融機関が提供する最も多い金利


(住宅金融支援機構フラット35ホームページより転記)
フラット35S(20年金利引き下げタイプ)は、最初の10年が金利年1.0%マイナスで、
10~20年目までが年0.3%マイナスになります。


(住宅金融支援機構フラット35ホームページより転記)
当然、フラット35S(20年金利引き下げタイプ)のほうが、金利メリットがありますが、
住宅金融支援機構の求める基準が、より高くなっています。
ただ長期優良住宅では、20年金利引き下げタイプの基準も満たすことは可能であるため、
フラット35を使うのであれば、20年金利引き下げタイプを適用したいです。
フラット35S(20年金利引き下げタイプ)を適用できれば、
ローン総返済額で、約370万円の減額になります。
ただ気をつけなければならないのが、この優遇措置も期間限定であること。
当初フラット35Sの制度は、2010年中に申し込んだ方のみ対象であったようだが、
1年間の延長になり、2011年中に申し込んだ方まで対象となっています。
また募集金額も決まっているようで、予算額がいっぱいになった時点で申し込み停止に
なる恐れもあります。(エコカー減税と同じ)
フラット35Sを適用したいと考えている人は、住宅金融支援機構のホームページを
随時チェックしたほうが良いかもしれないです。
http://www.flat35.com/loan/flat35s/index.html
その他、ローン額や家族構成などにより、長期優良住宅でのメリットの額は
変化するため、詳しくはシミュレーターによって算出してみると良いです。
http://www.ncn-se.co.jp/chouki/courtesy/preferential_2010/simulation.html
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長期優良住宅
住宅のこと 2010年10月24日
今回の木材見学でお世話になったフォレスト西川では、
西川材を使用したフローリングや巾木、壁材などを作っています。

巾90mm程度の材を接着剤によってくっつけ、
最後に上の写真にあるプレス機で圧力をかけて定着させます。

プレスされた材は、一部接着剤がはみ出たり、端部に凹凸があります。

これを研磨機にかけて、表面を磨いて仕上げます。
上の写真は機械のメンテナンス中で、外にある幅広いロール状のものが、
巾90センチのヤスリ。
これが機械の中を廻っていて、材を研磨します。

これは材に防腐処理をする機械。
上のタンクに入っている薬剤を、材が入っている下のタンクに流し込み、
圧力をかけて、材に薬剤をしみこませる。
これにより材を防腐処理するようです。

外には木材乾燥機がありました。
木材には水分が大量に含まれていて、乾燥することで強度も出るが、
乾燥により表面にひび割れなども発生します。
機械により調整しながら乾燥させることで、表面割れすることなく、
材を乾燥させることが出来ます。
乾燥の温度等は、製材所によっていろいろと異なるようです。

乾燥機の中には、このように材が積まれている。
ゆっくり乾燥させるために、約2週間かけて含水率を下げていくようです。
6回に渡って、木材の育成から加工までを見てきました。
工業製品とは異なり、実際に土から生まれたものが建築資材になる過程は、
本当に面白かったです。
木材の素晴らしさを改めて実感した見学でした。
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