このプロジェクトは、現在の住まいを耐震補強した上で、お子さま世帯と同居できる2世帯住宅に改修するために、お客さまより建築の相談を頂き始まったプロジェクトです。
築42年を経た木造住宅の耐震診断を行い、耐震性に不安があることが分かったため、耐震性を上げるための補強の設計・工事を行いました。それに伴い、内部は全面的なリフォームを行っています。耐震補強工事を行うことで、構造面で大きく改善し、また内部もリフォームしたことで、まるで新築のように耐震性も室内環境も生まれ変わりました。
本計画は新宿区の耐震診断・補強工事への補助金制度を用いたため、補強工事に関する大部分を補助金で賄っています。
お金デザインのポイント
POINT01耐震診断と補強工事に自治体の補助金を受けるためのサポートを実施
建築デザインのポイント
POINT01外壁を壊さずに室内側から壁補強を入れることで、工期とコストの圧縮
POINT022世帯住宅にするために間取りを一新
POINT032階はお客さま自身で仕上げるために、補強壁をそのまま表す
基本情報
- 建築主
- 個人(ご夫婦+お子様世帯)
- 資金
- 建物2,000万円
- 所在地
- 東京都新宿区
- 用途
- 専用住宅
- 仕様
- 木造地上2階建て
- 延床面積
- 116㎡
プロジェクト体制
- お金デザイン
- ファイナンシャルプラン:長沼アーキテクツ株式会社
- 建築デザイン
- 設計・工事監理:長沼アーキテクツ株式会社
工事:株式会社スタイル工房
プロジェクトのプロセスや完成写真