ファイナンシャルプランの内容や作成するメリットとは?

ファイナンシャルプランで、住宅ローンの借入額と全体予算バランスを知る

住宅を建てる際に大きな課題となるのが、資金計画です。特に土地から購入して建物を建てる場合、全体予算と土地や建物の費用のバランスをいかに取るかが重要です。

ファイナンシャルプランのポイントは2つあり、1つ目はお客さまの収入やお勤め先などから導き出される住宅ローンの借り入れ限度額を知ることで、2つ目は借入額と自己資金を合わせた全体予算から土地や建物、諸経費などのバランスを取ることです。

住宅ローンの限度額は収入と属性から想定する

1つ目のポイントである住宅ローンの借入限度額は、お客さまの収入と融資金利、お勤め先などから想定します。

金融機関が実施する住宅ローンと、住宅金融支援機構によるフラット35では、算定の仕方が異なりますが、どちらも収入に対する借り入れの割合(返済率)が定められており、それを越えての借り入れは出来ません。

また住宅ローンとして借りる金利と、審査をする際に用いる金利が異なる場合もあります。例えば住宅ローンは1.5%ですが、審査金利は4%に設定されている場合、4%の金利で借りた場合の毎月の返済額の収入に対する割合が、定められている返済率を超えていないか審査されるのです。

お勤め先が大企業であれば金融機関も安心して融資できるのが、例えば個人事業主である場合は審査を厳し目にするなど、金融機関によって対応が異なります。これらを踏まえて、住宅ローンの借り入れ限度額を想定します。

借り入れと自己資金を合わせた全体予算の中で、土地と建物をバランスさせる

住宅ローンの借り入れ限度額が想定した上で、自己資金としていくら出せるかを検討します。これは将来のライフプランを見据えて、現時点でいくら出すのかを設定します。

借り入れ額と自己資金を合わせた全体予算が見えてきました。次に行うのは、土地から購入する方の場合は、土地と建物の費用のバランスをどうするかです。これは土地選定の条件とも連動しますが、「駅から徒歩~分で、広さは~㎡くらい、建物の延床は~㎡くらいほしい」という条件から、土地の予算はいくらまでと設定していきます。

たまに見受けられるのが、土地の予算からはオーバーするがその他の条件には合致する土地が見つかり、まずは土地の購入を決定してしまい、その後建物の計画をしていくと、希望の広さや仕様では建てられないケースです。適正な予算バランスを考えておくことが必要です。

ファイナンシャルプランのメリットは資金計画の枠組みに目処を立てること

ファイナンシャルプランをすることで、お客さまご自身がいくら借りられて(またいくら借りるべきか)、自己資金をいくら投入するか、それによる全体予算を立てて、土地や建物費用のバランスの目処を立てることが出来ます。

ファイナンシャルプランを最初に行うことで、例えば土地予算より200万円高いが希望通りの土地が見つかった場合に、建物の費用で200万円を下げる可能性を検討することで、土地を購入する決断をすることが出来ます。